8年ほど前に設計させてもらった住宅が道路拡幅の為、建物の半分をとられてしまう事となったので、施主が隣の敷地を購入し、既存の残りの建物を残しつつ増築する、まさかの2度目の設計となりました。
設計は住む人を取り巻く環境をより良くつくる事は大事ですから、どういう光が入ってきて、どういった外の気持ちの良い景色が住まいの中で感じられるかなどを、限られた敷地や予算、住む人の要望の中でどうやったら出来るかいつも中々苦労します。
この敷地の北側には、幸い沢山の緑ある公園に面していますので、それを最大限に活かして、外からの視線も気にせず、緑のある景色の中で暮らす家になる様に考えた住宅です。