現場

建設中の現場のテラス。
仕上ると塗壁に囲まれた気持ちのいい場所になると思います。

この板は塗壁の下地となる木を張った木ずりというもので、この上に防水紙を張ってその上に金網を止め、モルタルを2回塗り重ねて、仕上げとなる塗壁を施工していきます。
塗壁は建物の存在感を高めてくれて雰囲気もいいのですが、木造で使うと割れてしまうことがあります。
完璧なものはありませんが、下地がしっかりしていれば割れる事はあまり無いです。

下地に塗壁用のボードを張る方法もあり、それだと手間がかからずコストも安いのですが、時間が経つとボードの継ぎ目から割れたり、ボードのジョイントが全体的に浮き出てきたりといった事もあると思っていて、そうなってしまうと後からどうする事もできません。
手間もかかるので、コストはボード下地より倍以上かかってしまうのですが、割れてしまうのは極力避けたいので、今までの経験上、信頼性のある昔からあるこのやり方を理解してもらい塗壁をつくっています。